【愛犬の食器はどれがいい?】ひっくり返したり、早食いしない食器

【愛犬の食器はどれがいい?】ひっくり返したり、早食いしない食器


大切な愛犬の食器

ペット用品店で探すと、バラエティに富んだ食器を販売して、どれにしようか迷ってしまいますよね。

 

今回は、5匹の飼育歴がある愛犬家が、愛犬用食器の材質、デザイン、機能性について詳しく説明します。

 

ゴールデンレトリーバー

食事中に器が移動せず、誤嚥をしたり、むせてしまわない食器や食器台を選ぶための参考にしてくださいね。※誤嚥(ごえん)=食べ物が気管に入ってしまうこと

 

重いものから軽いものまで。目的によっても違う材質

 

犬用の食器には、ステンレス製、陶器、食器用プラスチック、メラミン樹脂、アルミ等があります。

 

ステンレス製


【愛犬の食器はどれがいい?】ひっくり返したり、早食いしない食器
値段は600円前後でリーズナブル

 

動物病院やペットホテルでは、よくステンレス製の食器が使用されています。

 

キズが付きにくいところが最大の長所。

 

小さなキズにエサが詰まると、雑菌が湧く原因になるのですが、ステンレス製なら長期間、清潔に使い続けることができます。

 

底に滑り止めのゴムが付いたタイプが人気です。

 

衛生面を考えるなら、愛犬用の食器はステンレス製がベストでしょう。

 

陶器


【愛犬の食器はどれがいい?】ひっくり返したり、早食いしない食器
値段は1,200〜1,500円くらいの商品が主流。

 

陶器はステンレス製の次に定評があります。

 

ずっしり重いので、食事中も移動しません。食器をひっくり返す場合にもおすすめです。

 

ただし、ステンレス製に比べると値段が2倍高く、割れやすいので取り扱いに注意が必要です。

 

金属アレルギーを持っている飼い主さんも大丈夫です。

 

トイプードル

我が家では、5年以上も陶器でエサを与えていますが、食器が動いて誤嚥やむせ返しを起こしたことは一度もなく、安心して使い続けています。

 

食器用プラスチック


【愛犬の食器はどれがいい?】ひっくり返したり、早食いしない食器
値段は1,200〜1,500円くらいの商品が主流。

 

プラスチック製の食器です。

 

愛犬の健康面を考えて、食器用プラスチックを使用しています。

 

陶器のような手触りですが、軽くて割れません。

 

食器用プラスチックの二重加工をしており、作業工程に手間がかかるので、100円ショップのプラスチック製品のように、格安では入手が難しいです。

 

メラミン樹脂


【愛犬の食器はどれがいい?】ひっくり返したり、早食いしない食器

 

メラミン樹脂は子供用の食器にも使用されます。

 

プラスチックにそっくりですが、メラミン樹脂は熱を加えても溶けません。

 

写真は、早食い防止の凹凸がついた食器です。一気に飲み込めないので、誤嚥やむせ返しの予防にもなります。

 

かなり軽くて移動しやすいので、床に滑り止めマットを敷くと良いです。

 

トイプードル

画像は早食い防止のために凸凹をつけた特殊な皿です。この形状は、肥満犬の早食い防止におすすめです。

 

アルミ製


【愛犬の食器はどれがいい?】ひっくり返したり、早食いしない食器
値段はネット通販で2,000〜3,000円前後

 

外側がアルミで、内側が食器用プラスチックを使用した食器。

 

アルミは軽いので便利ですが、アルツハイマーの原因になると言われているため、愛犬が直接舐めないように、内側をプラスチックでコーティングしています。

 

それでも、アルミとプラスチックの境界が心配です。

 

食器を選ぶ時は、アルミ製なのかステンレス製なのか、表記をよく読んでください。

 

愛犬におすすめの食器3選

 

愛犬用の食器は、一度購入したら長く使用しますので、犬種にぴったりの一品を見つけてください。

 

衛生面を考えるならステンレス製、食事中に移動しない食器なら陶器がおすすめです。

 

また、食器には浅底と深底があります。

 

浅底はシーズー、フレンチブル、チャウチャウなど、短頭種の愛犬向け。

 

深底はミニチュアダックス、コリー、シェパードなど、長頭種の愛犬向けです。

 

角度があって食べやすいステンレス製の食器


【愛犬の食器はどれがいい?】ひっくり返したり、早食いしない食器

 

内側がステンレス製で、外側がプラスチックの食器です。

 

部分的にステンレスの皿を取り外し可能。

 

しかも、愛犬が食事をしやすいように、少しだけ斜めになっています。

 

絶妙な角度でスムーズに食事ができますよ。

 

エサが残りわずかになると、底に集まるので食べやすいです。

 

食事後も、内側のステンレス皿は毎回洗って、外側のプラスチック部分は週に何度か拭けば済みますから、握力のない高齢者でも簡単です。

 

ヘルニア予防なら食器台つきの皿


【愛犬の食器はどれがいい?】ひっくり返したり、早食いしない食器

 

食器台と皿のセット。

 

愛犬が思いきり首を下げなくても、無理のない姿勢で食事ができます。

 

椎間板ヘルニアにかかりやすいミニチュアダックスにおすすめです。

 

それから、虚勢手術などで退院後にエリザベスカラーを使用している場合も、食器台があると比較的スムーズに水を飲めますよ。

 

あまり動かなくなった老犬にも向いています。

 

オシャレな2皿セット


【愛犬の食器はどれがいい?】ひっくり返したり、早食いしない食器

 

食器台の上に、水用とエサ用の皿が2つセットになっています。

 

値段は3,000〜5,000円で高価ですが、木製の食器台と、陶器皿の組み合わせがオシャレ。

 

ウッド調のお部屋なら、インテリアとしても相性が良いですよ。

 

食器台の下には、おもちゃとペットシーツを保管できます。

 

高さがあるタイプなら、足が長い犬種におすすめ。

 

足が短い愛犬の飼い主さんは、もっと低い食器台を選んでください。

 

トイプードル

犬用の食器は、デザインもバラエティに富んでいます。ステンレス製のように無地でシンプルな食器もあれば、陶器やプラスチック製のように、可愛らしいデザインをした食器もあります。絵柄入りなら、愛犬やボーンの模様が多いです。二重加工を施したプラスチック製は、透き通った部分と、くっきりした部分のコントラストがきれいですよ。もし世界で一つの食器をプレゼントしたいなら、名前入りの陶器のオーダーメイドがおすすめです。

 

愛犬に人間用の食器を使わない

 

愛犬の食事には人間用の食器を使用しないでください。

 

東京都動物愛護相談センターでは、犬と人間が濃厚な接触をすると、皮膚糸状菌症やかいせんに感染する危険性があると警告しています。

 

いずれも、人間が感染した場合、皮膚のかゆみや脱毛などの症状が出ます。

 

愛犬家にとって、愛犬は大切な家族の一員ですが、唾液から病気が移らないように気をつけなくてはいけません。

 

食器を洗う時も、スポンジを使い分けた方が良いです。

 

高齢者や小さな子供がいるご家庭では、特に注意してください。

 

人間用の食器で愛犬に食事をさせると、感染症の原因になる、洗う時に見分けがつかない、移動しやすいのでむせる原因になる等々、デメリットだらけです。

 

犬専用の食器はトラブル予防のメリットがありますよ。