犬と一緒に避難所で過ごす場合の注意点

犬と一緒に避難所で過ごす場合の注意点


犬と避難所で過ごす

避難先では、ペットと暮らしていない人や、苦手な人など、生活環境が異なる人たちが集まっているので文句や不満なども出やすくなります。

 

最近では、避難所に同行避難している動物が原因のトラブルや、SNSでの批難を見ることもあるので、お互いが思いやりを持って協力し合い、気持ちよく過ごせるようにいくつかの事を心がけておきましょう。

 

ラブラドール

災害時に備えて、ペットとの同行避難について詳しく調べ、何を準備するべきか?どのような避難経路で、どこが避難場所になるのかなど、愛犬を含めた防災対策を家族で話しあっておきましょう。

 

愛犬と愛犬家が嫌われないために覚えておきたい7つのコト

 

ワクチンやノミ・ダニ予防

集団生活で、感染症や寄生虫を発生させてしまうと、二次被害が起きてしまいます。もし、十分に健康管理されていない場合は、当然のことながら入所を断られることもあるため、普段から健康管理はしっかり行いましょう。

 

定期的なブラッシングとシャンプーをしていつも清潔に

愛犬の体が汚れていたり、体臭が強かったり、抜け毛が舞うなど不衛生なペットは多くの人が集まる場所では大変迷惑です。他人に迷惑がかからないように、愛犬はいつも清潔で美しく身だしなみを整えておきましょう。

 

決められた場所で排泄するマナーを身につける

ペットシーツなど決められた場所で排泄できるように、普段からトイレトレーニングを徹底しましょう。

 

ペットシーツがなく屋外で排泄する場合でも、人に迷惑となるような場所での排泄や頻繁なマーキングがないよう飼い主が上手く管理し、飼い主が責任をもって処理しましょう。

 

犬嫌い、動物アレルギーの人が居ることを理解する

過去に犬に攻撃されたトラウマや、アレルギーなどの体質から犬がNGな人も多くいます。その事を理解し、犬と一緒に行動するときは、キャリーバッグかクレートに入れるか、リードを短く持ち犬をほかの人と接触させないように気をつけましょう。

 

給水・食事の配給には同行させないこと

多くの人が集まる場所には、なるべく連れて行かず、安全な場所で待たせておきましょう。

 

水や食事の配給を愛犬に分け与えることは飼い主の自由ですが、充分に物資が行き渡らない状況で支給された水や食べ物を愛犬に与えている光景は時には批難の対象になることもあります。

 

災害時には、誰もが生きることに必死な状況ですので、普段から愛犬用の水と食事は災害用の避難袋に入れておきましょう。

 

避難所には同行避難が叶わなかった人も居ることを忘れないこと

緊急時に大切なペットと離れ離れになってしまったり、家から連れ出せなかったり、避難所には同行避難が叶わなかった人も居ることを覚えておいてください。

 

愛犬の存在を主張しすぎないこと

大きな災害時、人命の救助が最優先されます。救出活動が継続するなかで、避難生活を続ける状況もあります。

 

大切な家族と離れ離れになり、何日も不安な状況を過ごしている人や、災害により家族や本人が怪我を負うなど肉体的にも精神的にも健康であるとは限りません。

 

また、犬と人との避難場所が異なるなど愛犬と共に避難所に入れない場合もあります。日常の生活からは受け入れられない状況や、「家族なのに」と言いたい事もあるかもしれませんが、その状況が愛犬の生命に関わることでなく、永遠続くことではなければ、気持ちを切り替えたり、代案を考えるなどの工夫をして過ごすように心がけましょう。

 

ハウスになるキャリーバッグやクレート

愛犬を入れてそのまま持ち出すことができると便利ですが、愛犬を連れて歩かせて避難する場合はクレートの中に犬用の避難用品を入れておいても良いでしょう。 下記のような災害にも活躍するキャリーバッグもあります。値段は高いですが、一生使えるものなのでいざという時のための備えとして買っておくのも良いです。 災害時に犬と避難することを考えただけあって、使いやすくて良く考えられています。まだ、キャリーを持ってない人は参考にしてください。
犬と一緒に避難所で過ごす場合の注意点

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CHECK普段からのしつけとマナーが大事

非常時に冷静に考え行動することは難しいかもしれませんが、声なき愛犬の安全を管理することも命を預かる飼い主の大きな使命でもあります。

避難時に限らず、愛犬が社会の一員として受け入れられるためには、普段から人に迷惑をかけないためのしつけとマナーを飼い主共に身につけておくことが何よりも大切ですね。
災害時の動物に関係する過去の救援事例を調べて理解しておくことで、愛犬を連れて避難する場合の不安を少しでも少なくすることもできます。
人間の水や食料の支援物資が用意されるように、災害時には「どうぶつ救援本部」が立ち上がり、全国から集まった物資の支給や、メーカー、獣医師、地域の関係団体などと連携した避難動物への支援も行われています。
一般社団法人 全国緊急災害時動物救援本部」のサイトには、愛犬家として被災地に対してできる、支援物資や義援金の寄付の受付や、ボランティアの募集、セミナー情報などが掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。